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暑くなる前に要チェック!断熱リフォームと熱中症対策

更新日:2025/09/08
 公開日:2025/06/08

こんにちは(^^)
リフォームが得意な不動産会社 AEMリフォーム です。

夏の暑さが本格化する前に、住まいの断熱性能を見直し、快適に過ごせるように準備しておくことが重要です。特に近年の猛暑では、屋内での熱中症発生件数も増加しており、エアコンの効率を上げるためにも断熱リフォームが効果的と言えます。今回は、断熱リフォームのメリットと、家の中でできる具体的な熱中症対策について解説します。

断熱リフォームのメリット

断熱リフォームとは、外気温の影響を受けにくくし、室内環境を快適に保つためのリフォームです。主なメリットは以下の通りです。

室内温度の安定化

断熱材の施工や窓の改修を行うことで、外気温の影響を軽減し、室内温度が安定します。夏は涼しく、冬は暖かく過ごせるため、年間を通じて快適な住環境を実現できます。

エアコンの効率向上で省エネ

断熱性能が向上すると、エアコンの冷暖房効率が上がります。エアコンの設定温度を極端に上げたり下げたりする必要がなくなり、結果的に電気代の節約にもつながります。

結露やカビの発生を抑制

室温と外気温の差による結露の発生を抑え、カビやダニの発生リスクを軽減できます。特に湿気の多い夏場には、健康面でのメリットが大きいです。

健康的な生活環境の確保

断熱性能が低い住宅では、室温が急激に変化し、体への負担が大きくなってしまうことも。断熱リフォームを行うことで、ヒートショックや熱中症のリスクを減らし、健康的な生活につながります。

断熱リフォームの具体的な方法

窓の断熱改修

窓は外気温の影響を最も受けやすい部分です。以下の方法で断熱性能を向上させることができます。

  • 二重窓(内窓)の設置:既存の窓の内側にもう一枚窓を取り付けることで、断熱効果を高めます。

  • Low-Eガラスへの交換:特殊な金属膜を施したガラスに交換することで、断熱・遮熱効果を向上させます。

  • 遮熱カーテンやブラインドの活用:日差しを遮ることで、室温の上昇を抑えます。

壁・天井・床の断熱強化

断熱材を施工することで、住まい全体の断熱性能を向上させます。

  • 壁の断熱材充填:外壁や内壁に断熱材を入れることで、外気温の影響を軽減します。

  • 天井の断熱強化:屋根裏に断熱材を敷くことで、夏の熱気を遮断し、冷房の効率を高めます。

  • 床下断熱の導入:床下に断熱材を敷くことで、地面からの熱を防ぎます。


(床断熱材 イメージ図)

玄関ドアの交換

玄関ドアも外気の影響を受けやすいため、断熱仕様のドアに交換することで、冷暖房効率を高めることができます。

 

屋根や外壁に遮熱塗料を塗る

建物の外部対策も効果的です。遮熱塗料により、太陽光(近赤外線)を効率良く反射させることで建物が受ける熱の影響を軽減ができます。特に屋根に近い2階の暑さなどに効果が期待できると言われています。

 

家の中でできる熱中症対策

断熱リフォームに加えて、日常的にできる熱中症対策も重要です◎コストをかけて断熱リフォームをすることが難しい場合でも、適切な対策で予防していきましょう!

 

適切な換気と湿度管理

  • 早朝や夜の涼しい時間帯に窓を開ける

  • 扇風機やサーキュレーターを活用し、空気を循環させる

  • 湿度を50~60%に保ち、蒸し暑さを軽減する

適切な水分補給

  • こまめに水分を摂取する(1時間に1回を目安)

  • スポーツドリンクや経口補水液で塩分も補給

服装や寝具の工夫

  • 吸湿性・通気性の良い衣服を選ぶ

  • ひんやり冷感素材の寝具を活用する

  • エアコンの風が直接当たらないように調整する

遮熱対策

  • すだれやグリーンカーテンを活用し、直射日光を防ぐ

  • 打ち水を行い、周囲の温度を下げる


(グリーンカーテン イメージ図)

まとめ

暑さが本格化する前に、断熱リフォームを行うことで、住まいの快適性を向上させると同時に、エアコンの効率を高めて節電にもつながります。また、日常的な熱中症対策を実践することで、より安心して夏を乗り切ることができます。ぜひ、この夏の快適な住環境づくりの参考にしてみてください(^^)/

断熱リフォームをご検討の際は、お家の現状やお困り事、予算に合わせて最適なプランを選ぶことが大切です。
AEMリフォーム にお気軽にご相談ください。