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リノベの時に考えたい動線のお話。

更新日:2023/09/25
 公開日:2023/09/25

こんにちは。
福山市のリフォームが得意な不動産会社 AEMリフォーム(AEM不動産)です!

すっかり秋の空ですね。朝夕が涼しく過ごしやすくなってきました。
と同時に、寒暖差も激しい時期ですので体調管理に気を付けて元気に過ごしていきましょう!

さて、今回はリノベーションの前に考えたい動線のお話を。
せっかくリノベーションをするのであれば、今の間取りの不満を解消して快適な暮らしをしたいと誰もが考えるはず。
そんな時、今回の動線のお話をご覧いただき、ぜひ後悔しないリノベーションを実現していただきたいと思います。

動線とは?

よくハウスメーカーさんのチラシやホームページに「〇〇動線」と記載があるので、皆さんも1度は耳にしたことがあるのでは?
「動線」とは、人や物が移動する経路のこと。新築やリフォームの場合では、人やペットがお家の中を移動する時に通るルートのことを指します。

さまざまな動線

家づくりに関わる動線の軸は、「生活動線」と呼ばれ、家族それぞれが生活するために動くルートのことを指します。
朝起きてから夜寝るまでに生活する上で自然に動いて通る線です。そして、生活動線は大きく4つに分けて考えることができます。

生活動線

朝起きてから夜寝るまでに生活する上で自然に通る経路全般

家事動線

家事動線:料理や洗濯、掃除などの家事をするときの移動経路

家事にはさまざまありますが、主に料理・洗濯・掃除の3つを軸に、移動距離や回遊性を考えた間取りにすることで家事動線の良い家づくりができます。
家事のしやすさや家事負担軽減に直結するため、無駄のない家事動線を確保することが大切です。

通勤動線

通勤動線:起きてから学校や仕事へ行くまでの移動経路

生活動線の考え方にも含まれますが、起床後のお出かけ準備から帰宅したあとの手洗い・うがいなどがスムーズに行えるように工夫するのが通勤動線です。
また、お子様が帰宅した時に、必ず家族の顔を見て部屋にいくようにリビング階段にされる方も多いです。

来客動線

来客動線:家族以外の来客者が通る移動経路

玄関でお客様の対応をするケースや、家の中に上がってもらうケースもあるかと思います。
客間のみにお通しするのであれば、なるべくキッチンや脱衣場などのプライベートな空間は見せたくないですよね。
家事動線を重要視しがちですが、来客動線についても考えておかなければ家族もお客様もお互いに不快に感じることになるので重要な動線です。

お客様がトイレを利用されることや、手洗いがないトイレの場合には手洗いスペースにも案内する可能性があるので注意が必要です。

衛生動線

衛生動線:トイレや浴室などのサニタリースペースへの移動経路

こちらも生活動線の考え方にも含まれますが、トイレや浴室への移動に着目した動線が衛生動線と呼ばれます。
水廻りをなるべくまとめる考え方も増える一方で、入浴時間のズレや
トイレの音が隣の部屋で過ごしていると聞こえて不快というケースも考えられます。

家の間取りを考える際は、これらの動線を意識して考えていく必要性があります。

 

快適な動線を考える

先ほどご紹介した生活動線(家事・通勤・来客・衛生)がスムーズになっているかを考えてみましょう!
実際に、朝起きてから夜寝るまでの生活を細かくイメージすると良いと思います。
1つ1つの動作をイメージすることが快適な動線のポイントです!

 

例えば・・・

◎朝起きて、化粧をする前に飲み物を飲みたい

◎リビングの電気は玄関に近い位置から切りたい

◎帰宅した時の脱いだ服はどうしょう?

◎リビングはペットと過ごしたいが、寝室は制限したい

などなど、細かい生活の動きを考えると部屋の位置関係だけでなく、収納や電気スイッチ、コンセント位置まで計画することができます。

 

まとめ

いかがでしたか?

さまざまな動線をご紹介しましたが、1つの動線に偏り過ぎてしまわないように柔軟に考えるようにしてみてくださいね。
ポイントは、家族・ペットそれぞれの過ごし方、1つ1つの動作を考えてみることです。

また、一定時期だけでなく、将来の家族構成やライフスタイルが変わった時のことなど、将来を見越して計画を立てていきましょう。

 

AEMリフォームでは、お客様の現時点でのご要望だけでなく将来の過ごし方のご希望までお聞きしながら、一緒にリノベーションのお打合せをさせていただいております。
ぜひお気軽にご相談ください!