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システムキッチンとは?

更新日:2023/02/10
 公開日:2022/03/24

こんにちは AEMリフォーム(AEM不動産)です!

 

今日はキッチンについて少しお話しますね(^_-)-☆

キッチンのリフォームを考えるときに頻繁に出てくる「システムキッチン」という言葉。
皆さんも一度は聞いたことはあるかと思います。

でも『システムキッチンと普通のキッチンって何が違うの?』と聞かれると明確な違いはわからず、自信のない方も多いのではないでしょうか?

まずは『”システムキッチン”と”普通のキッチン”の違い』についてお話します。
またそれぞれの特徴、システムキッチンの種類についてご紹介していきたいと思います(*^^)v

これからリフォーム・新築を検討中の方はぜひご参考にしてみてください!

システムキッチンとは?

システムキッチンとは、コンロ・流し台・調理台がワークトップと呼ばれる天板で繋がり、全てが一体となるように組み合わせたキッチンのことです。「ビルトインキッチン」とも呼ばれています。

天板はステンレスタイプのものが多いですが、人造大理石などを使ったおしゃれなものもあり、ひと続きのため統一感のあるデザインになります!!たいていの場合、収納や引き出しが付いています。

また、システムキッチンには、食器洗浄機や浄水器などを設備に組み込むこともできます◎

システムキッチンではないキッチンとは?

システムキッチンでは一体化しているシンク・調理台・ガス台が、それぞれ別になっているキッチンのことを指します。
”ブロックキッチン”“セクションキッチン”や”セパレートキッチン”と呼ぶこともあります。

システムキッチンが登場する前のキッチンは、このタイプが主流だったこともあり、日本人には馴染みの深い種類ですね。
ブロックキッチンのメリットとしては交換したい部分だけを交換することができます。

例えば、コンロだけ汚れがひどいからコンロだけ取り換える、といったように部分的な故障や不具合が出た箇所だけ交換することができます。

キッチンに性能を求めない外食がメインの方や二世帯住宅のセカンドキッチンとして使うのがおすすめです!
デメリットとしては、システムキッチンのように天板が1枚でつながっていないので、掃除をするときにつなぎ目が掃除しにくいということが挙げられます。

システムキッチンの種類と特徴

一口にシステムキッチンといっても様々なタイプがあります。

ここはキッチンを使う方によって好みが分かれるところで、間取りなどによって設置できるタイプに制限もあります。
それぞれの種類と違いをご紹介していきます(^^)

I型キッチン

調理台やコンロ、シンクが横並びになっているもっともシンプルなタイプが「I型」です。
狭いスペースでも置けることから最も人気のある形です!

I型タイプの中でも最近の新築で良く採用されているのが、「対面キッチン」または「カウンターキッチン」と呼ばれるタイプ。
こちらは、料理をしているときでもリビングの人と顔を合わせて会話がしやすく、配膳などもスムーズです。

一方で、こちらの壁付けキッチンタイプ。
下の写真のようにキッチンの前面が壁に面して設置されているキッチンです。

スペースが限られている場合は、キッチンを壁に接して設置できるので、間取りを有効に活用できます◎
料理の匂いが広がりにくく、来客時などにキッチンをあまり見られたくない方にはおすすめです!

対面キッチンと壁付けキッチンそれぞれを掛け合わせるように他にもいろんな種類があります。

その他のタイプも見ていきましょう!

L型キッチン

部屋のコーナーを活用したL字型のキッチンです。コンロとシンクが一直線にならず、90度の角度をつけて設置されます。
I型キッチンに比べて価格が高くなりますが、使い勝手の良さが最大の魅力です☆

U型キッチン

U型キッチンとは、コの字型のレイアウトになっているキッチンを指します。

キッチンの中央を囲むようにシンクやコンロ台が配置されており、十分なスペースがないと配置が難しいですが、料理中の移動スペースがゆったりと確保できるのが特徴です◎

アイランド型キッチン

壁から離れて独立して設置されるタイプのキッチンを「アイランド型」といいます。
アイランドとは、英語の「島」を意味していて、島(アイランド)のようになっているのが名前の由来です。

キッチン周りのスペースが取りやすいので、家族みんなで料理をしたり、ホームパーティーをしたりするときには便利です!
また、デザイン性があり、開放感あふれる空間にできることができます◎

ペニンシュラ型キッチン

左右のどちらかが壁に面しているキッチンです。

アイランドは島(Island)という意味に対して、ペニンシュラとは半島(Peninsula)のことを指します。
「セパレート型キッチン」、「II型キッチン」とも呼ばれます。

こちらも視線を遮るような吊戸棚の収納や腰壁がないため、解放感が出せます!
コンロ側に壁を設ければ、オープンキッチンでありながらアイランドキッチンに比べて油はねを防ぐことができます。

まとめ

今回はシステムキッチンと普通のキッチン(ブロックキッチン)のそれぞれの特徴についてご紹介しました!

キッチンを選ぶときは、それぞれのメリットデメリットを把握して、自分(家族)がキッチンに求めるものをしっかりと整理してから選ぶと良いかと思います。