コラム情報

トイレリフォーム #1

更新日:2023/02/10
 公開日:2020/02/02

皆さんこんにちは!AEMリフォーム(AEM不動産)です!


さて、今回のコラムは、「トイレリフォーム」です!!!

 

「そろそろトイレ交換をしようかな」と思っても、「どうやって交換するんだろう?」「工事はどれくらい時間がかかるんだろう?」「費用はいくら?」など、不安に思うことも多いですよね。そこで、ここではトイレ交換の際に知っておきたい基礎知識や費用などを詳しくご紹介します!!(^^♪ ぜひ参考にしてみてください!

 

■トイレ交換をするために知っておきたい基礎知識
トイレ交換の際に注意して考えたいのが、「トイレの種類」と「排水形式」「便座」です。
トイレを交換する際にはこの3つに注目して考えましょう。
特徴やメリット・デメリットなど、トイレ交換の際に意識したい基礎知識を紹介します。

 

【トイレの種類について】

トイレの種類は3つあります。

• 組み合わせ型
• タンク一体型
• タンクレス型

 

それぞれを詳しく見ていきましょう。

◎組み合わせ型

組み合わせ型はタンクと便器が別々になっているタイプです。


↑ TOTO ピュアレストQR

 ・TOTO ピュアレストQR
 ・LIXIL アメージュZ 等…

 

【メリット】
どちらかが壊れても別々に修理できるため、メンテナンスのしやすい形です。
タンク上部に「手を洗う場を取り付ける・付けない」など、好きにカスタマイズできるのも組み合わせ型のメリットになります。

【デメリット】
タンクとトイレの隙間にホコリが溜まりやすかったり、タンクの裏にホコリが溜まりやすかったりと、掃除の手間がかかるのが組み合わせ型のデメリットです。

 

◎タンク一体型

タンク一体型はタンクと便器がくっついた形になっています。モダンでスッキリとした見た目のトイレです。

 ・TOTO ZJ
   ・LIXIL アメージュZA 等‥

 

【メリット】
タンクと便器が分かれていないため、掃除がしやすいことが、タンク一体型のメリットです。

【デメリット】
タンクと一体型のため、「どちらかが壊れた場合分解して直す」ということは、ほぼできません。壊れた場合の費用や手間がかかるのがタンク一体型のデメリットです。

 

◎タンクレス型

タンクレス型とは、その名の通りタンクが付いていないトイレのこと。
スッキリとしたスタイリッシュな見た目で、タンクではなく水道から直接水を引いています。


↑ Panasonic アラウーノSⅡ

 ・TOTO ネオレスト
    ・LIXIL サティス
    ・Panasonic アラウーノ 等…

【メリット】
タンクがないため、圧迫感がなく見た目が美しいのがタンクレス型のメリットです。トイレ空間を広くしたい方にオススメです。

【デメリット】
トイレに手洗い器が付けられないため、別に手洗い場を設ける必要があります。

 

【排水形式について】
排水はどうするのかも、トイレ交換をする際に考えておきましょう。
排水形式は以下2つです。

• 床排水
• 壁排水

床排水は排水管が見えないため、スッキリとした見た目にできます。戸建て住宅で多く用いられている形式です。
壁排水は集合住宅で多く用いられている形式です。排水管が見えてしまいますが、壁の中に排水管を隠したり、収納を付けてその中に隠したりもできます。

★排水芯

排水芯とは、トイレの排水の位置を示す用語です。トイレの後ろの壁からトイレの排水の真ん中までの距離です。
その距離によって配管部材の種類が変わったりして費用に差が出ます。

 標準 排水芯200㎜  リモデル 350㎜等

トイレ交換をする際、ご家庭のトイレはどのようになっているのかを調べておくのがおすすめです。
ご自身で分からなければぜひプロにお任せ!

 

【便座について】


 

便座の種類は主に3つあります。

• 普通便座
• 暖房便座
• 温水洗浄便座

普通便座は何も機能が付いていないノーマルな便座です。
暖房便座は便座を温める機能が付いており、温水洗浄便座は暖房便座の機能にプラスして、ビデ洗浄などのシャワートイレが付いています。
その他、便座には人が近づくと自動で開閉をするものやリモコンが一体型になっているもの、壁にリモコンを取り付けるタイプなどもあります。

 

【その他の機能】
トイレで気にすることと言ったら主に「節水」・「汚れにくさ」ですよね。
最近のトイレは大体節水になっているタイプですので安心ですが、汚れについてはそれぞれメーカーの特徴があります!
TOTOさんはセフィオンテクトという機能で便器をナノレベルでツルツルにして汚れが付きにくくなっています。
リクシルさんもアクアセラミックという名前で汚れの付着を防ぐコーティングを施しています。
他にもPanasonicさんでは、アラウーノで全自動お掃除機能がついていて中性洗剤を入れるとトイレを流すたびに泡がでてきて、お掃除・飛び跳ね防止などをしてくれます。

 

■トイレ交換の費用
費用はトイレ全体を交換するのか、便座のみを交換するのかによって大きく変わります。

トイレ全体を交換したい場合
トイレを交換する場合は以下のような費用がかかります。
「トイレの購入費用」+「工事費用」+「処分費用」=トイレ交換の費用

 

◇トイレ本体
トイレ本体を交換する場合、新しいトイレの購入費用、設置費用と一緒に、古いトイレの処分費用が必要となります。トイレ本体の費用は機能によってさまざまですが、シンプルなもので約5万円~。温水洗浄便座で約10万円~が相場です。
さらにタンクレス型や機能性の高いものは15万円以上かかる場合もあります。

 

◇工事費用
工事費用は2万円~20万円以上。トイレだけを交換する場合は安く済みますが、床を変えたり、パイプを隠したりと内装に手を加える場合費用が上がります。

 

◇トイレの処分費用
処分費用は約3,000~8,000円です。
※上記の費用計算はあくまで参考費用です。現場の状況次第で前後することがあります。

 

・和式から洋式の場合
和式から洋式の場合は内装全体の変更が必要な場合が多くなります。交換するトイレのグレードによって費用は変わりますが、費用は約25万円~40万円程度です。

・便座のみを交換したい場合
便座本体の費用は約2万円程度です。機能が多いものだと約10万以上する場合もあります。
工事費用はそれほどかからず、約1万円程度で設置ができます。中には自分でDIYをして付け替える方もいます。

 

【トイレの交換について】

便座だけの場合は個人で交換できる場合もありますが、トイレの交換はプロに頼むのがおすすめです。時間はどこを変更するのかにもよりますが、大体半日~数日ほどかかると考えておきましょう。

・便器・便座交換のみ 約半日
・便器+クロス・クッションフロア工事 約1日
・和式⇒洋式  2日~5日

和式から洋式へ変更する場合は大掛かりな工事が必要になります。行う工事は主に以下の4点です。

・トイレ交換
・床・壁のリフォーム
・汚水位置換え配管
・電気工事

※全面リフォームの場合は取り付け期間も長くなります。
※現場の状況により施工に必要な時間は異なりますので、目安とお考えください。

 

長くなりましたが、第一回「トイレリフォーム」コラム最後まで一読くださってありがとうございました。
このコラムの情報を参考にリフォームにもっと興味を頂ければ幸いです。

 

それではまた来月のコラムをお楽しみに!