コラム情報

キッチンの天板、ステンレス製or人工大理石製?各メリット・デメリットをご紹介

更新日:2023/09/08
 公開日:2018/10/15

みなさん こんにちは!
福山市のリフォームが得意な不動産会社 AEMリフォーム(AEM不動産)です!

キッチンの天板を、ステンレス製にするか人工大理石製にするかどうかは、キッチンリフォームの時に悩む点のひとつだと思います。
ステンレスキッチンは丈夫で耐久性がありますし、人工大理石はデザイン性やカラーバリエーションも豊富で今人気のキッチンです。

そのため今回は、ステンレスキッチンと人工大理石キッチンの各メリット・デメリットについてもご紹介していきたいと思います。

~ステンレスキッチンとは~

ステンレス製のキッチンのことです。
ステンレスは耐水性・耐熱性・耐汚染性に優れた特性があるので、システムキッチンが誕生して以来、長く使われ続けている素材でスタンダードと言えるもののひとつです。
プロの料理人さんがオールステンレスキッチンを使われることも多く、料理好きの方から圧倒的な支持を得ています。

★ステンレスキッチンのメリットは

・耐久性に優れている
・サビつきにくい
・水に強い
・熱に強い
・臭いがうつりにくい
・人工大理石と比べて費用が抑えられる

といったことなどがあげられます。

飲食店のキッチンには、ステンレス製のキッチンが多いように、少々雑に扱っても壊れにくいのが特徴です。
揚げ物や炒め物などの熱を使う調理をする方には、熱に強い為オススメです。
また、費用も他のキッチンと比べて低価格なのもポイントになっています。
また、医療用に用いられる程ステンレスは「衛生的」であり、オールステンレス製のキッチンは、害虫の侵入率が他素材のキッチンに比べて低いとも言われています。

★ステンレスキッチンのデメリットは

・カラーのバリエーションがない
・細かな傷がつきやすい
・何年も使用していると光沢がなくなってくる
・鉄製品を長時間置くとサビができやすい

といったことがあげられます。
ステンレス製は丈夫な半面で、デザインの幅が少なく、見た目のインパクトにも劣ってしまいます。
現在のインテリアに合わせてキッチンのデザインを考えるということよりも、キッチンに合わせてインテリアを考えるということが必要になってきてしまいます。

~人工大理石キッチンとは~

まず、「人工大理石」と「人造大理石」違いはご存知でしょうか?
「人工大理石」と「人造大理石」は名前が似ていますが、成分や性質が全く違ってくるのです。

人工大理石とは、アクリル製・ポリエステル製合成化学樹脂を大理石風に作ったもののことを指します。名称に大理石とありますが、大理石のようにみえるというだけで、実際には大理石は含まれていないのです。
そして、樹脂の混ぜ合わせ方によって、色やデザインがそれぞれ変えられるところが特徴となっています。

人造大理石とは、天然大理石を粉砕してセメントや樹脂で固めた半人工素材のことを指します。仕上げに研磨作業が必要となるため、浴槽など複雑な形には適さず、キッチンのカウンターや壁材、床材など板状の製品としてよく使用されています。
上質な雰囲気を演出できますが、やはりその分お値段は高額になります。

★人工大理石製キッチンのメリットは

・インテリアに合ったデザインにすることができる
・小さな傷が目立ちにくくなっている
・表面の傷や汚れを研磨できる
・カラーバリエーションが豊富
・水垢が付きにくい
・音が響きにくい

といったことがあげられます。デザインがとても豊富なので、インテリアに合わせてキッチンを選び、空間を楽しむことができます。

★人工大理石製キッチンのデメリットは

食器を落としてしまった場合などに欠けやすい
・熱に弱く、高温のものを直接置くと、そこだけ変色する可能性がある
・費用がステンレス製に比べ高くついてしまう

といったことがあげられます。
耐久性に乏しく、雑には扱えないところがデメリットとも言えるでしょう。
しかし最近のものでは、高温の鍋を直接置いても大丈夫な人工大理石製キッチンも出てきています!

いかがでしたか?
今回ご紹介した以外にも、セラミックやメラミン、タイルなど様々な種類があります。
キッチンは毎日使う場所なので、天板が丈夫であることや掃除のしやすさなどいろいろポイントがありますよね。

耐久性/耐熱性/傷のつきやすさ/デザイン性/価格帯 などの観点で何を重視するかで選ぶ必要があります。

ご紹介した主な2つを比較すると、飲食店のキッチンの多くがステンレス製キッチンであるように、キッチンの耐久性を求めるのであればステンレス製キッチンがオススメとなってきます。また、インテリアに合わせて空間を楽しんだり、デザイン性にこだわる方には人工大理石製のキッチンがオススメとなります。
あなたはどちらのタイプでしたか?
どちらもメリット・デメリットがあるため、違いをよく理解して自分の希望にあったリフォームのプランを選び、完成時に満足できるように計画していけるといいですね。