コラム情報

簡易水洗トイレから水洗トイレへリフォームするには?

更新日:2025/04/01
 公開日:2025/03/16

みなさん こんにちは(^^)/
福山市のリフォームが得意な不動産会社 AEMリフォーム(AEM不動産) です!

「簡易水洗トイレで使い勝手が悪い」「水洗トイレにリフォームしたいけど、どうすればいいの?」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。

簡易水洗トイレは、水洗トイレに比べて設置が容易なため、下水道が整備されていない地域でも多く使われています。
しかし、近年の下水道整備の普及に伴い、衛生面や使い勝手のことを考えてリフォームを検討する方も少なくありません。

そもそも「簡易水洗」「汲み取り式」「浄化槽」って何?よくわからない!” という方もいらっしゃるかと思います。

今回は、ひとつずつ丁寧に解説しながら、水洗トイレへリフォームする際の注意点や費用、メリットについても詳しくお伝えしていきます(*^^)

簡易水洗トイレとは?

簡易水洗トイレは、水洗トイレと汲み取り式トイレの中間的な存在のトイレです。よく工事現場や野外のイベント会場などで見かける仮設トイレを想像していただけるとわかりやすいかもしれません。使用後にレバーを回すかペダルを踏むことで、水タンクから水を汲み上げて少量の水で排泄物を流す仕組みになっていて、水洗トイレに近い使用感です。便器の下に専用のタンクが設けられており、汚物は直接タンクに溜まります。


(お花見会場の仮設トイレ イメージ図)

簡易水洗トイレの特徴

・上下水道が整っていない場所でも設置可能

・汲み取り式よりも衛生的

・汲み取り式トイレよりも便槽が満タンになるのが早く、汲み取り頻度が上がる

・水洗トイレほどの快適性はない

汲み取りトイレとは?

汲み取りトイレ(ボットン便所)は、便槽に直接汚物が溜まるタイプのトイレです。水を使わずに使用するため、水道設備がない場所でも設置できますが、悪臭や清掃の手間が大きなデメリットとなります。

汲み取りトイレの特徴

・水を使わずに使用できる(停電時でも使用可能)

・定期的な汲み取りが必要

・衛生面の課題

・ニオイの発生

浄化槽とは?

水洗トイレを設置する場合に必要となる設備が「浄化槽」もしくは「下水道」の設備です。浄化槽(合併処理浄化槽)とは、生活排水(トイレ、キッチン、風呂など)を微生物の働きによって分解し、浄化した水を公共の水路や川に流す装置です。

設置するためには、届け出・申請が必要で、工事は資格のある専門業者に依頼する必要があります。また、家の大きさによって、「5人槽」「7人槽」のように浄化槽の大きさを決める算定基準が定められています。

浄化槽のポイント

・設置には自治体への届け出・申請が必要

・工事は専門業者へ依頼が必要

・設置費用がかかる

・家の延床面積に応じて浄化槽の大きさが決まる

・維持管理のための定期清掃やメンテナンスが必要


(浄化槽点検清掃 イメージ図)

簡易水洗トイレから水洗トイレにするメリット

上記の特徴から見ても、簡易水洗トイレから水洗トイレへリフォームすることの方がメリットがあると言えます。

汚れが付きにくく、清潔を保ちやすいので衛生的で快適

・ニオイが軽減される

・トイレのデザインなど選択肢が広がる

簡易水洗トイレから水洗トイレにリフォームする時の注意点

簡易水洗トイレから水洗トイレへリフォームする際は、以下の点に注意しましょう。

 

・浄化槽の設置が必要か、既存の下水道に接続できるか確認する

・配管工事の有無をチェック

・水道の配管を新設・変更する場合、費用がかかる 

・家の構造によって工事が難しい場合もある

 

補助金制度を活用する

地域によっては浄化槽設置やトイレリフォームの補助金がある場合があります。
お住まいの地域に確認してみてください。

まとめ

簡易水洗トイレのリフォームには、現状の設備を確認し、浄化槽の有無や配管工事の必要性を把握することが重要です。水洗トイレへのリフォームには一定の費用がかかりますが、快適で衛生的な生活環境を実現できます!

AEMリフォームでは、お客様のご要望に応じた最適なトイレリフォームをご提案しております。
簡易水洗トイレのリフォームをご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください!